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日蓮大聖人・池田大作

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第十三回本部幹部会、第二回中部総会、第… 「対話拡大の年」勇気の信心で進め

2002.1.8 スピーチ(2001.8〜)(池田大作全集第93巻)

前後
1  「慈悲」に代わるのが「勇気」
 「対話拡大の年」あけまして、おめでとう!(拍手)
 海外の皆さま方も、遠方から、ようこそ、お越しくださった。本当に、ありがとう!(拍手)
 また、きょうは、第十三回本部幹部会、そして中部、北陸、中国の総会、おめでとう!(拍手)
 お元気な皆さま方と、こうしてお会いできて、私はうれしい。どうか、この一年も、よろしくお願い申し上げたい。
 戸田先生が、しばしば、遺言のように語っていた言葉は何か。それは「勇気」である。
 「仏法の真髄は、慈悲であり、われわれにも慈悲は必要だけども、凡夫だから、なかなか慈悲はもてないものである。
 この慈悲に代わるのが勇気だ。『人を救おう』『自分を向上させよう』『人間革命しよう』『日本を、世界を広宣流布しよう』という勇気だ。勇気をもって仏法を実践することが、慈悲に通じていくのである」
 これが戸田先生の厳然たる指導であった。
 この一年、自分自身のため、偉大なる歴史の建設のため、勇気をもって前進してまいりたい!(拍手)
2  全世界に友情と信頼のネットワーク
 本年も、全世界の平和・文化・教育の各界の指導者から、数多くの新年のお便りをいただいた。
 タイ王国の文化大王プーミボン国王からも頂戴した。インドの哲人指導者ナラヤナン大統領ご夫妻、新世紀の大中国を担う胡錦濤国家副主席、ノーベル平和賞受賞者のロートブラット博士、国連のガリ前事務総長からも、いただいた。
 ロートブラット博士は、九十三歳。にもかかわらず、昨年、イギリスから、わざわぎ、アメリカ創価大学にお越しくださり、記念講演をしてくださった。
 ほかにも各国の元首クラスの最高指導者、世界の大学の総長はじめ学術界のリーダー、さらには各国の大使などからも多数の祝福のメッセージをいただいた。
 一通一通が、全世界に友情と信頼のネットワークが広がっている証拠であり、謹んで皆さまにご報告させていただきたい。(拍手)
3  新春にあたり、芸術部の方々、スポーツ界で活躍される方々も集ってくださった。ありがとう!(拍手)
 大切な皆さま方であるゆえに、一人残らず、栄光の人生の勝利者になっていただきたい。
 人気があるとか、ないとか、テレビに出たとか、出ないとか、そんなことは、一次元から見れば、また人生の幸福という意味においては、小さいことである。
 大事なのは、どんなことがあっても、宇宙大の大法則である信心に徹しゆくことだ。「広宣流布の道」から離れないことだ。自身の偉大な使命に生きぬいていくことだ。そこにしか、真実の幸福の大道はないからである。
 その上で、わが使命のが舗で、努力に努力を重ねて、「限界の璧」を突き破っていつていただきたい。
 「勝ち負け」は時の運である。大事なのは、自分が前進したかどうかである。「自分は、これだけやったんだ!」と言える人生は満足だ。満足は勝利である。
 「一騎当千」の皆さま方である。学会も皆さま方のおかげで、大発展することができた。心から感謝申し上げたい。
 ともかくも、皆さま方には、一千万人の同志という力強い応援団がいることを忘れないでいただきたい。あとは、自由に、伸び伸びと、この一年も、わが生命の最高の力を発揮していっていただきたい。

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