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日蓮大聖人・池田大作

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ヨーロッパ青年文化協会「特別感謝状」授… 青年こそ平和の皇帝!

2001.9.23 スピーチ(2001.8〜)(池田大作全集第93巻)

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1  ″芸術の贈り物″に感謝
 音楽の大英雄ベートーヴェンの有名な言葉に、こうある。
 「芸術はあらゆる人々を結合させます」(ロマン・ロラン『ベートーヴェンの生涯』片山俊彦訳、岩波文庫)と。
 人間芸術の極致であるサイフェルト先生の歌声は、まさしく人類を結合させゆく「平和の響き」であり、「希望の調べ」であり、「勝利の旋律」であります。
 本当に、本当に、ありがとうございました!(拍手)
 (会合の席上、ヨーロッパ青年文化協会のサイフェルト会長が、ラプフ氏のビアノ演奏で、R・シュトラウス作曲の「献呈」、学会歌「今日も元気で」を情熱的に歌い上げ、喝朱を浴びた)
 ピアノの演奏も、最高峰でありました。ピアニストのラプフ教授は、指揮者として国際的に活躍し、オルガン奏者の第一人者としても世界的に有名です。さらに、作曲家としても、数多くの作品を手がけてこられました。また、ウィーン市の音楽局長、オーストリア作曲家協会会長などを歴任してこられました。お二人の″芸術の贈り物″に、皆で、もう一度、感謝の大拍手をお送りしようではありませんか!(拍手)
 (席上、″世界の青少年に音楽。芸術への目を開かせ、寛容と平和的共生の道を教えてきた″として、SGI会長にサイフェルト会長から「ヨーロッパ青年文化協会」の「特別感謝状」と「ウィーン金貨」が記念に贈られた)
2  千葉青年部の皆さん、新出発の総会、本当に、おめでとう!(拍手)。遠いところ、朝早くから、ご苦労さま二十一世紀の初戦は、皆さんの大闘争によって、晴ればれと勝利することができた。皆さん方の尊き健闘を、私は心から讃えたい。
 千葉の皆さまは、東京、神奈川、埼玉の同志と一体となって、それは、それは、懸命に奔走してくださった。見えないところで、皆さまが、一九となって、支えてくださった。私は、全部、わかっております。
 皆さまの広宣流布への大献身は、すべて、自分自身の大福運に変わっていく。自身の人間革命の力になっていく。それが仏法の絶対の法則なのである。
 また昨年、見事な折伏を成し遂げた浦安の友をはじめ、今や、千葉青年部の大前進は全国の先陣であり、模範である。平和の機関紙「聖教新聞」の拡大も、男子部・女子部ともに、日本第一の勢いである。
 誉れ高き千葉青年部の皆さん、本当に、ありがとう! きょう集った方々のお名前を、アメリカ創価大学に永久保管させていただきたい。(拍手)
3  日蓮大聖人は、御自身が安房の国・千葉県に聖誕されたことを、「第一の果報なるなり」と仰せである。
 中央の華やかな都の貴族の生まれではなく、地方の千葉の庶民の大地から誕生されたのである。
 大聖人の仏法は、民衆のための仏法である。ゆえに、大聖人は、民衆の中で生まれ、民衆とともに生きることを、何よりの誇りとしておられた。
 どんなに身分が高かろうが、財産があろうが、そんなものは、生命の次元から見れば、幻である。どれも、来世まで、持っていけるものではない。
 いちばん大事なのは、わが生命の中に、三世永遠に崩れぬ″幸福の城″を築くことである。そのための仏法であり、仏道修行なのである。
 この蓮祖の故郷を大舞台として、二十一世紀の広宣流布へ舞いに舞いゆく、わが千葉青年部の栄光と福徳は、あまりにも大きく、あまりにも深い。
 だれが、ほめなくとも、大聖人が、そして、三世十方の仏菩薩が、皆さま方を、ほめ、讃え、つつみ、護っていかれることを確信していただきたい。(拍手)

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