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日蓮大聖人・池田大作

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「ガンジー・ミレニアム(千年紀)賞」授… 「新しき千年」へ、戦う平和主義の大行進

2000.9.15 スピーチ(1999.10〜)(池田大作全集第91巻)

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1  ″誓い″の「二〇〇〇年会」は意気軒昂
 ただ今、私は、西暦二〇〇〇年を記念する意義深き平和の賞を、わが「二〇〇〇年会」の友とご一緒に、謹んで拝受させていただきました。まことに不思議な、まことに名誉ある歴史を刻むことができました。グハ総裁、本当にありがとうございます。(拍手)
 (会合の席上、ノルウェーの「非暴力と平和をめざすマハトマ・ガンジー財団」から池田SGI会長に対する顕彰が行われた。同財団のグハ総長ら一行が出席。SGI会長を釈迦・ガンジーの平和思想の継承者とたたえ、「ガンジー・ミレニアム〈千年紀〉賞」が授与された)
 二〇〇〇年会の皆さま方は、全国各地から、また世界各国から、わざわざ、お集まりくださった。私は、うれしい。感謝しております。
 本当に「光陰矢のごとし」であります。三十一年前の私との約束を、「走れメロス」のごとく、よくぞ果たしてくださいました。ありがとう!(拍手)
2  その日は、一九六九年(昭和四十四年)の八月十五日。奇(く)しくも敬愛するインドの二十二回目の「独立記念日」でありました。あの懐かしい「日大講堂」を、約二万人の若き英才たちが埋め尽くしたのであります。
 (東京・両国の日大講堂で開催された第二回高等部総会の席上、池田会長〈当時〉は西暦二〇〇〇年に″ふたたびの集い″を提案。人材グループ「二〇〇〇年会」の淵源となった)
 今回、短期間の掌握にもかかわらず、あの日、集った二万人のうち、一万二千の友と連携を取り合うことができたと、うかがっております。今後、この連帯は、さらに広がり深まることでしょう。
 皆、意気軒高であり、高等部時代の誓いのままに、社会のため、地域のため、そして広宣流布のために活躍しておられる。
3  「妙法の証明者」としての使命
 私は、本当にうれしい。この中から、創価学会の中枢のリーダーも、続々と誕生しました。副会長は十六人。県長、区長は三十八人。全国の婦人部長、そして方面・県の婦人部長は七十六人。さらに、壮年、婦人の県・区の幹部は百五十五人。
 社会の各分野では、たとえば弁護士は五人。会計士は五人。税理士は十四人。大学教授など学術者は十六人。医師は十二人。校長、教頭は二十人。教員は二百三十六人になります。そのほかの方々からも、よく報告をいただいております。
 広布と社会のありとあらゆる分野で、最も地道に、最も尊い健闘を続けておられる。山の頂から望むように、私には、皆さまの活躍の様子が、よくわかります。
 二〇〇〇年会には、深い意義がありました。まさに、新しい時代の先取りであったと言えます。「全員が二十一世紀の指導者に!」という構想は、今、見事に実現したと、私はここに宣言しておきたいのであります。(拍手)
 これで、二十一世紀の土台はできた。次の学会の土台は完璧にできあがったと申し上げたい。
 きょう、集まった代表の皆さん、また、全国各地で衛星中継に集われる皆さん方の誇り高きお名前を、永遠にアメリカ創価大学に残すことを提案させていただきたい。
 二十一世紀の広宣流布は一切、皆さん方に託す以外にない。全部、皆さん方にお願いする以外にないのであります。(拍手)

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