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日蓮大聖人・池田大作

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「5.3」記念第33回本部幹部会 さあ新世紀! 民衆の勝鬨を全世界へ

1999.5.1 スピーチ(1998.11〜)(池田大作全集第90巻)

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1  婦人部の皆さまに最敬礼!
 5・3「創価学会の日」、おめでとう! 「創価学会母の日」、おめでとう!
 全国の皆さまと、晴れの日を祝賀したい。
 「創価学会、万歳!」
 「婦人部、万歳!」
 「芸術部はじめ、全同志の皆さま、万歳!」
 私どもの学会活動が、どれほど偉大であるか。
 そこには、「歌」がある。「詩」がある。「対話」がある。「哲学の研鑚」がある。「友好の拡大」がある。
 すべてが勉強であり、修行である。やった分だけ自分の力になっている。自然のうちに、自分自身を「全体人間」へと鍛え上げているのである。これほど素晴らしいことはない。(拍手)
 「対話の時代」である。一方通行の時代は終わった。
 学会の組織においても、幹部が「上から」一方的な話をしているのは時代遅れである。
 皆、人間と人間である。庶民と庶民である。仏法は「皆が平等」である。
 同志と同志が、手を取り合って、肩を組みながら、「さあ、語り合おうじゃないか!」「さあ、楽しくやろうじゃないか!」――これが真実の創価学会の集いであると思うが、どうだろうか。(拍手)
2  弘安元年(一二七八年)の「五月一日」のことである。
 日蓮大聖人は、弟子にあてて、こう言われている。
 「日月は地におち須弥山はくづるとも、彼の女人仏に成らせ給わん事疑いなし、あらたのもしや・たのもしや
 ――たとえ、太陽と月が地に落ち、須弥山が崩れたとしても、(妙法を持った)あの女性が仏になられることは疑いない。なんと頼もしいことであろうか。なんと頼もしいことであろうか――。
 「妙法を持った女性は必ず仏になる」との、大確信のお約束であられる。
 また、大聖人は、ある婦人に対して、こうも仰せである。
 「大風の草をなびかし・いかづちの人ををどろかすやうに候、の中にいかにいままで御しんよう信用の候いけるふしぎ不思議さよ、ふかければかれず・いづみに玉あれば水たえずと申すやうに・御信心のねのふかく・いさぎよき玉の心のうちに・わたらせ給うか、たうとしたうとし
 ――大風が草をなびかし、雷が人を脅えさせるような世の中にあって、あなたが今まで、この信仰を貫いてこられたことは、なんと不思議なことでしょうか!
 『根が深ければ、葉は枯れず、泉に玉があれば、水は絶えない』と言われるように、あなたのご信心の根が深く、あなたのご信心に勇気の玉があられるのでしょうか。尊いことです。尊いことです――。
 大聖人は、女性信徒の「勇敢なる信心」を繰り返し称賛しておられる。
 今で言えば、学会の婦人部の皆さまである。御本仏が皆さまを最大にたたえておられることはまちがいない。世界一である。宇宙一である。
 偉大なる「創価の母の日」、本当におめでとう!(拍手)
3  昨日(四月三十日)、婦人部の代表と懇談した。その際、こんな提案があった。
 「五月三日の『創価学会母の日』には、ご主人が奥さんに、必ず何かおみやげを買っていくこと」――男性の皆さん、どうだろうか?(笑い)
 賛同を得たので、後日、全員の報告を聞かせていただく(笑い)。約束を破ったら幹部失格!(爆笑)
 ともかく、壮年部、男子部の皆さんは、婦人部を大切にしていただきたい。
 必ず何か贈る。何か与える――何でもいい。心こそ大切なのである。
 さらに、次の三点が議題にあがった。
 「その日は、ご主人も、子どもも、何でも言うことをきくこと」。朝から晩まで、一日中(笑い)。
 「その日は、とくに、奥さんの健康と長寿を祈ること」
 「その日は、男性が、弘教も、聖教新聞の配達も啓蒙も、会合も、一切を引き受けて、女性は休むこと」
 以上、四点を、本日この場をお借りして決定――は、しないでおきますから(爆笑)、心をくんで、男性諸君、お願いします!
 せめて一日くらいは、婦人部の皆さんが一人残らず(会合を終えて)帰るまで見送ってさしあげるとか、「ごくろうさま」と声をかけてさしあげるとか――。男性ならば、そのくらいの雅量がなければいけない。

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