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日蓮大聖人・池田大作

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第九十二回本部幹部会 民衆よ進もう!「人権の世紀」へ

1995.10.6 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

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1  「堅実」「着実」「誠実」が強い
 第十四回中部総会、おめでとうございます。
 きょうは、すでに、たっぷりと幹部の指導を聞かれたようだから、私は、懇談的に話させていただきたい。秋の夕べの家族の団らんのような、ゆったりとした気持ちで聞いていただければ結構である。
 また中部青年部二十一世紀総会の開催、おめでとう。きょうは第九十二回本部幹部会、第三十二回全国婦人部幹部会でもある。全国の皆さまに、本当にご苦労さまと申し上げたい。
 中部は、偉大なる勝利の歴史をつづられた。これは厳然たる事実である。素晴らしいことである。これからもまた、連戦連勝の「全世界の模範の中部」であられるよう、心からお願い申し上げたい。
2  中部の奇跡的な発展の力は何か。
 一つは、皆が信頼しあい、仲が良い。皆が生き生きと、伸び伸びと、活躍しておられる。
 また、婦人部も、明るく、さわやかななかに、きちっとした「信心の芯」を強くもっておられる。そして、いわゆる見栄とか形式にとらわれないで、心の絆を立派に通い合わせている。
 何か特別なことをしようということではなくて、「地道」と「堅実」と「勝利の大確信の祈り」をもって、前進してこられた。「堅実」と「着実」と「誠実」を貫いてこられた。
 その結果、中部の未曽有の大勝利の歴史が築かれたと私は確信する。
3  ともかく「何があっても乗り越えていこう」という勇気。正義感。「三類の敵を絶対に恐れない」という確信ある祈り。そして、果敢なる闘争。それが歴史をつくった。
 順調な時ばかりではなかった。伊勢湾台風(昭和三十四年)もあった。権力の魔性による弾圧もあった。そのなかにあって、不死鳥のごとく立ち上がり、勝ち進んでこられた。
 「権力よ、思い上がるな!」と立ち上がったのが中部であった。
 今、中部は、世界に光り輝く、そして日本全国を動かしゆく中部となった。本当に中部は立派である。偉大なる「この道」を、「この堅塁」を、さらに二十一世紀へと広げていただきたい。
 さて、この秋、世界五十五カ国・地域から約九百人のSGI(創価学会インタナショナル)メンバーが来日される。受け入れ準備などで、大変にお世話になることと思うが、ご関係の地域の方々に、よろしくお願い申し上げたい。
 また、静岡の伊東など最近の群発地震を心配している。心より、お見舞い申し上げたい。

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