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日蓮大聖人・池田大作

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第九十回本部幹部会 青年には「苦労」こそ財産

1995.6.28 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

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1  仏法は健康の法
 第九十回の本部幹部会、そして第三十七回の学生部総会、おめでとう!
 ただ今の富士合唱団の歌声。見事でした。ありがとう!
 この会場には海外十一カ国から、SGI(創価学会インタナショナル)のメンバーが参加されている。
 アメリカ、ブラジル、ペルー、ロシア、スイス、インド、カナダ、アルゼンチン、パラグアイ、イギリス、スウェーデンの皆さまである。ようこそ! ご苦労さまです。
 また全国各地でも、記念の大会が明るく行われている。
2  けさ、何人かと一緒にラジオ体操をしたとき、「仏法と健康」について私は語った。
 仏法は「生命の法」であり、「健康の法」である。健康で長生きして、充実した人生を生きる智慧を教えている──と。
 仏法の究極は不老不死である。それを教えるのが法華経である。
 一次元から言えば、爾前経、小乗教の戒律などは、心身を整え、生命を″健康″にするための教えであった。それが、宇宙大の境涯、永遠の生命を覚知するための素地となる。そうした素地のうえに、我が小宇宙が大宇宙と一体である、とする法華経は説くのである。
 生命が健康でなければ大境涯を悟れない。本当の一念三千にならない。
 健康即仏法である。生活即信心である。ゆえに、交通事故を起こさないことも、体調を崩さないよう努力することも、すべて仏法に含まれる。
 一切の行動、すべての活動も「自分の健康のためなんだ」と自覚した、賢明な一日一日であらねばならない。特に無冠の友の皆さまは、「健康第一」であっていただきたい。「無事故第一」であっていただきたい。そこに仏法の「心」があることを忘れないでいただきたい。
3  鍛えがない人生は、幸福がない
 きょうは、特に学生部・青年部の諸君も記念日で集われている。(六月三十日は「学生部結成記念日」)二十一世紀を頼む、大切な大切な諸君のために、私は、きょう語っておきたい。
 また本日は、「7・3」記念の第九十回本部幹部会であり、皆、元気旺盛に集ってこられて、私は本当にうれしい。
 皆さまは、来る日も来る日も広宣流布のために戦っておられる、尊い方々である。
 我々の誇りは何か。それは、日蓮大聖人の仏法を弘めていることである。私どもは日蓮大聖人の教えを守っている。日蓮大聖人の御一念を拝し、その仰せのままに一切の行動をしている。他の誰のためでもないのである。
 全部、日蓮大聖人に捧げ、日蓮大聖人に包まれ、日蓮大聖人に通じている行動である。ここに、創価学会のすごさがある。この王者の自覚をお願いしたい。

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