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日蓮大聖人・池田大作

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第79回本部幹部会、第6回東北総会 新世紀へ「黄金の鐘」よ鳴れ!

1994.8.30 スピーチ(1994.8〜)(池田大作全集第85巻)

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1  ねばり強さで勝つ「東北の栄光」
 第七十九回本部幹部会、第六回東北総会の開催、おめでとう。(拍手)
 暑いところ、本当にご苦労さま。また、水不足でお困りの地域の方々に、心からお見舞い申し上げたい。
 総会にあたり、東北女子部の皆さまが、大きな大きな胸章をつくってくださった。大きすぎて胸につけるより、手でもっていたほうがいいくらい(爆笑)。大きな真心を、ありがとう。(拍手)
 この会場には、東北六県の代表、仙台・青年と語る会の代表、新規結成の十四大学会の皆さま、さらに青森・岩手・秋田の創価同窓のメンバーなど、約三千人が参加されている。
 また、秋田では、県下十三会場に一万五千人が参加して、第一回「安喜多県総会」を開催されている。心から、祝福申し上げたい。
 全国的にも、本日は、8・31「学生部の日」、9・1「牙城会の日」を記念する集いが行われている。
 その他、にぎやかに、各地で記念の集いが行われている。
 本日から衛星中継が開始されたのは、愛知県の安城池田文化会館。先日、中部訪問の際、新幹線の中から、建設中の同会館に三色旗がひるがえっているのが見えた。また、広島の竹原会館。そして音声中継が、沖縄・与那国島、島根・隠岐の個人会場でも開始された。おめでとう! お世話になります。(拍手)
2  東北は、本当によく頑張られた。立派に戦われた。(拍手)会友の拡大も″日本一″。機関紙の拡大も″日本一″。皆さまの健闘は、よく存じ上げている。(拍手)
 また、東北全県のすみずみで、さまざまな平和・文化の展示を開催し、「友情」と「対話」の広場を、あの地にも、この地にも広げ、根づかせてこられた。
 開催は、この十二年間で、じつに五百十会場。これは、東北の全市町村の数(約四百)をはるかに上回っている。展示を見学した人の延べ人数は、内外を問わず東北に住んでいる方々の全世帯の七割に及ぶという。(拍手)
 地道な活動である。しかし、確実に「偉大な道」をつくっておられる。
 粘り強い努力。たゆまぬ実行。これしかない。これが盤石な建設への道である。
 格好だけ派手でも、その場をよく見せ、自分をよく見せようとしているだけでは、幻のようなものである。本当の広宣流布の戦いではない。
 東北の模範の前進を、私はたたえたい。
 また諸天善神、三世十方の仏・菩薩が見守っておられる。日蓮大聖人が、すべて御照覧であられる。皆さま方の″胸中の御本尊″が照覧されている。(拍手)
3  二〇〇一年五月三日へ生き抜き勝ち抜き
 昭和二十六年(一九五一年)五月三日。戸田先生が第二代会長に就任された時、真っ先に立ち上がり、日本全国へ、広宣流布の波動を起こしたのは、どこか。
 それは、ここ東北の仙台支部であった。(拍手)(就任から五日後の五月八日、全国初の地方支部として結成された)
 ゆえに、戸田先生は、この東北の同志が、ことのほか、かわいくてならなかった。そばにいた私は、よく知っている。
 先生は、いちはやく仙台を訪れ、全力で「東北の人材城」の建設を開始された。その「人材城」が今、見事に出来上がった。(拍手)
 (戸田第二代会長は、会長就任の翌年(昭和二十七年)、第一回、第二回の仙台支部総会に続けて出席。池田名誉会長も、早くも昭和二十六年七月、二十三歳の青年部の班長として来仙し、座談会や御書講義を行っている)

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