Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「魂の独立記念日」祝賀の最高協議会 常に「大聖人と共にある」うれしさ

1993.11.7 スピーチ(1993.6〜)(池田大作全集第83巻)

前後
1  「世界広布の断絶」へ「悪魔」等が出現
 戸田先生は、牧口先生を苦しめた宗門の悪を一生涯、許されなかった。私も戸田先生を苦しめた悪人を許さないし、絶対に忘れない。
 「怒りを忘れない」のが「正義の心」である。日蓮大聖人もそうであられた。日興上人もそうであられた。
 きょう十一月七日は(二年前)日顕が学会本部へ「解散勧告書」を送った日である(一九九一年十一月七日付)。また今月二十八日は同じく「破門通告書」を送付してきた日である(二十八日付)。
 宗門は文字通り、「広宣流布への前進」に解散を勧告したのであり、「広宣流布の和合僧」を破門したのである。
 法華経の薬王品に「我が滅度の後、後の五百歳の中に、閻浮提に広宣流布して、断絶して、悪魔、魔民、諸天、龍、夜叉やしゃ鳩槃荼くはんだ等に、其の便たよりを得せしむること無かれ」とある。
 末法に閻浮提すなわち全世界に広宣流布せよ──その仏勅を実現せんとするとき、広布を「断絶」させようとして「悪魔」や「魔民」などが出現する。絶対に、彼らに「便」を得させてはならない、負けてはならないと。
 日蓮大聖人は「すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし」と厳しく、油断を戒めておられる。
2  法華経が説かれて二千年以上。しかし、この経文の「閻浮提広宣流布」が現実になったのは今が初めてである。未曽有みぞう(いまだかつてないこと)の時なのである。ゆえに未曽有の「悪魔」「魔民」等が出現してくる。
 この時、魔軍を本気で打ち破った人が仏になる。今、本気で立ち上がらなければ、永遠に悔いを残す。これが大聖人の御教えである。
3  学会は隆々と発展、衰退する宗門
 二年前、私たちは黒い鉄鎖を断ち切って、晴れ晴れと世界広布の新時代へ出発した。そして今、学会による御本尊授与が行われて、全世界に喜びが広がっている。
 それに対して、宗門は、大慌てをしているようだ。御本尊を信徒を支配する手段としか考えていない彼らは、その最後の手段まで失ったことが、悔しくてならないのであろう。
 民衆の幸福など彼らには関係がない。否、民衆の幸福こそ、彼らが一番憎むものなのである。
 大御本尊を、日寛上人が御書写になった御本尊の御形木御本尊を、宗門は「ニセ本尊」だと誹謗している。何という日寛上人への冒涜であり、大御本尊への冒涜であろうか。

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