Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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SGI代表者会議 皆が「正義の人」「福運の人」に

1993.2.3 スピーチ(1993.1〜)(池田大作全集第82巻)

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1  後継を育てる「喜び」と「福徳」
 「未来部」発足の今回の決定は、時とともに、ますますその意義が輝いていくに違いない。心からお祝い申し上げたい。
 日本では三十年近く前、私が手づくりで「高等部」「中等部」「少年部」を結成し、全魂で育てた。
 (高等部は一九六四年<昭和三十九年>六月七日、中等部は翌六五年一月十五日、少年部は同年九月二十三日に、それぞれ結成された)
 今や、その出身者が、日本中、世界中で活躍している。ある人は外交官に、政治家に、経済人に。また、ある人は学者に、医者に、弁護士に。そして、尊き学会のリーダーとして。ありとあらゆる分野に、誓いの友はいる。
 同様に、またそれ以上に、「アメリカ未来部」からも、二十一世紀にキラ星のごとく輝く「人間主義のリーダー」たちが誕生していくことを、私は信ずる。固く信じている。
2  先日(一月三十日)ロサンゼルスのアメリカ創価大学で、ローザ・パークス女史とお会いした。(パークス女史はアメリカの″公民権運動の母″として、″人間国宝″的に広く尊敬されている)
 女史は語っておられた。「私の一番の喜びは、若者たちとともに働くこと、若者たちの手助けをすることです」と。
 私たちも、かけがえのない宝である「未来からの使者」を全力で、そして喜びをもって育ててまいりたい。
 とくに、担当者の方々には、ご苦労をおかけするが、その福徳は、因果の理法で、自分自身の未来を飾ることは間違いない。
 また子々孫々の栄光となって厳然と現れることを確信していただきたい。
3  家庭教育へのアドバイス
 家庭での子供の教育について、何点か、思いつくまま申し上げておきたい。多くのご家庭を見、経験を重ねてきた、一つの結論であり、何らかの参考になれば幸いである。

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