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青年部幹部会、豊島・文京・台東合同総会… 宗教による意識革命で社会は向上

1992.12.13 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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1  健康、勉学、生活、家庭、すべてに勝利
 青年部の幹部会にあたり、まず、この一年、我が創価学会を守り、大発展させてくださった諸君に、心から感謝と御礼を申し上げたい。本当にご苦労さま、ありがとう!
 青年部の素晴らしい戦いで、学会は連戦連勝の「栄光の年」をつづることができた。また二十一世紀は、諸君が成長し、広宣流布の大指導者となって、一切の指揮を執らねばならない。
 その意味において、皆が、「健康」にも勝利し、「勉学」にも勝利し、「生活」にも勝利し、「家庭」においても勝利し、すべてに「勝利」と「栄光」を一歩一歩築いていただきたい。
2  また、きょうは豊島・文京・台東の合同総会、おめでとう!
 昨年暮れの三区合同の文化音楽祭から、ちょうど一年。皆さまは、本当によく頑張ってこられた。
 三区それぞれが、聖教新聞の購読推進や教学の中級試験その他において、東京のトップクラス、全国のトップクラスの見事な結果を示された。皆さまのご健闘に対して、私は衷心より感謝申し上げたい。本当にありがとう!
 さらに本日は、韓国の友人の皆さまが福岡で参加されている。心から歓迎し、ご苦労さまと申し上げたい。
3  韓国の青年詩人「わたしの道はつねに新しい道」
 以前にもお話ししたが、日本の軍国主義の侵略に対し、その横暴なる弾圧と断固、闘い抜いた韓国の詩人に、尹東柱ユン・ドンジュ(一九一七〜四五年)という青年がいる。
 彼は、日本で特高警察の手によって捕らえられ、何ひとつきちんと調べられることもなく、牢獄につながれた。そして、九州の福岡刑務所で獄死する。二十七歳の若さであった。
 彼の青春時代──それは、愛する祖国が奪われ、家族や尊敬する人たちがいじめられ、苦しむ姿を目の当たりにする日々であった。
 彼は、人一倍、心の美しい青年であった。だからこそ、人一倍、悔しい思いをした。傲慢な悪、驕慢な邪悪を絶対に許すことができなかった。人間として、青年として、当然であろう。
 そして彼は、日本が奪おうとした愛する祖国の言葉で、祖国の美しさ、人間の真実を高らかに歌い続けて死んでいった。

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