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第十回全国壮年部幹部会、第十三回九州総… 「生命の道」は「進歩の道」

1992.10.10 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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1  「信心即健康」の遊楽の軌道を
 九州の皆さま、「大勝利」の第十三回総会、本当におめでとう!
 この会場の画面でも、皆さんの顔がよく見えます。秋谷会長をはじめ、そちらの皆さんはお元気ですか! 皆、お元気そうで本当にうれしい。
 (この日、東京・創価国際友好会館と福岡・九州池田講堂を結び、初の衛星二元中継で全国に放映)
 また、壮年部幹部会に集われた全国の皆さま、本当にご苦労さまです。
 きょうは「体育の日」。「体育」といえば、「健康」を連想する。
 私は、大切な壮年部の皆さま、そして全学会員が「長寿」で「健康」であられるよう、毎日毎日、真剣に祈っている。どうか「信心即生活」の聡明な「健康の日々」を送っていただきたい。
 仏法は″道理″であり、正しき″生活法″でもある。不摂生から健康を害し、生活を壊し、自分も周囲も苦しめてしまうのでは、信仰者とはいえない。「信心」は自分を「健康」へと向かわせゆく源泉である。信心の活動は、一切が「健康」につながっていく。
 「勤行」は根本の「生命の健康」「心の健康」を培っている。また、会合に参加する、同志の激励に歩く、御書を研鑽する──こうした学会活動は皆、自身を″リフレッシュ″させる行動となっていく。
 その意味でも、学会員として仏道修行に励めることは、本当にありがたい。その感謝の心が、自身の生命力をさらに増していく。
2  また残念ながら、現在、病気に倒れている人もあろう。
 生老病死は人間の常である。病気になったから、信心に負けたわけではない。永遠の生命から見れば、また一念三千の法理から見れば、すべてに意味がある。たとえ身は病んでも、「信心が健康」であるならば、「幸福」の境涯は揺るがない。これが信心の妙用である。
 戸田先生は、投獄され、極度の栄養失調という最悪の状態の中で「仏の境界」を得られた。牧口先生も同様である。お二人は、いかなる境遇にあっても、ただ「信心」の二字によって「衆生所遊楽」の境涯を開けることを教えてくださった。
 御本尊にいくら御力があっても、「信心」がなければ、意味がない。「信心」ある人は、いかなる状況になろうとも根本的に守られていく。必ず幸福になる。
 ともあれ、「信心即健康」の軌道で、聡明に、賢明に、健康を維持しながら、ご家族のため、自分自身のため、そして広布のため、近しい同志のために、生きて生きて生き抜いていただきたい。
 長寿といえば、青森のかしわ村にある″日本一長寿のリンゴの木″に実ったリンゴを送ってくださった。青森の皆さま、ありがとうございます。
 この″長寿リンゴ″は、年配の参加者に差し上げたい。
3  先ほども中継でご覧になった通り、本日は九州の大総会がはつらつと開催され、全九州の九十七会場に多くの同志が集われている。
 なかでも、対馬圏、福岡の城南区、小倉の門司区、筑後の東久留米圏、長崎の島原圏、鹿児島南圏は、それぞれ「区の日」「圏の日」を記念する集いとうかがった。重ねて祝福申し上げたい。
 また、今月四日に開館した宗像会館では、本日より同時中継がスタートした。新会館に集われた皆さま、おめでとうございます。
 さらに、九州の講堂には離島の代表が参加されているので、ご紹介したい。
 博多<県>の壱岐、対馬、そして長崎県・五島列島の福江島、中通島、鹿児島県の奄美大島、徳之島、沖永良部島、種子島、こしき島、喜界島の皆さん、お元気ですか! 本当にご苦労さまです。
 離島の友を代表して、今回参加された方々の「島の木」を、明年、ブラジルの地に植樹したい。
 また本日は、この会場に、アメリカ、カナダ、メキシコ、ベリーズ、スペイン、イギリス、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、イスラエルの海外十カ国の代表メンバーも参加しておられる。遠いところ、ようこそ!心から歓迎申し上げたい。

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