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第一回沖縄県総会・第六回壮年部幹部会 全戦全勝の歴史つづれ

1991.2.5 スピーチ(1991.1〜)(池田大作全集第76巻)

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1  沖縄広布の連続勝利の歩み
 本日の沖縄は、海は青く、すばらしい青空が広がっていた。また、なんと美しい夕日だったことか。そして、ここ沖縄研修道場は、多くの花々につつまれている。ハイビスカス、ブーゲンビレア、ゼラニウム、緋寒桜など、じつに四十六種以上もの花が、爛漫と咲き香っている。
 この幸の花園のような沖縄研修道場での第一回沖縄県総会、まことにおめでとう(拍手)。また全国では第六回の壮年部幹部会が開催されており、心から祝福申し上げたい。(拍手)
 この総会には、沖縄の十五の離島からも代表が参加されている(久米島、渡嘉敷島、座間味島、伊江島、伊是名島、水納島、津堅島、浜比嘉島、南大東島、北大東島、粟国島、伊良部島、西表島、宮古島、石垣島の十五島)。本当にご苦労さま。(拍手)
 このうち、宮古島(官古会館)と石垣島(八重山研修道場)には、この会合の模様が、初めて衛星中継で送られている(拍手)。また鹿児島県の奄美大島と種子島でも衛星中継が行われ、この会場にも奄美の代表の方々が見えている。先ほどもその方々とお会いしたが、奄美にも将来、ぜひうかがいたいと念願している。(拍手)
 さらに、研修のためにこの道場を訪れていた全国各地(北海道、東京、神奈川、関西、中国、四国)の代表も参加されている。
 北海道の方々が、はるばる沖縄の皆さまのために、雪割草とフキノトウを持参してくださった。
 そして、「沖縄には、雪が全然ありませんね」(笑い)と。雪に閉ざされた北国の人々には、この春そのものの沖縄は、まさに夢のような別世界に思えたにちがいない。(笑い、拍手)
2  なお、本日、秋谷会長は東京の江東文化会館で開催されている壮年部幹部会に、森田理事長は東京戸田記念講堂での集いに、それぞれ出席している。全国各地での壮年部の方々のご活躍を心から祈りたい。
 また、一昨日の世界平和祈念勤行会でも紹介したが、香港並びに東南アジア各国の皆さまから、「沖縄はじめ日本全国の皆さまに、よろしくお伝えください」との伝言が寄せられている。
 あわせて、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、インドの理事長等の方々から「私たちアジアのメンバーは元気です。いっさい心配ありません。どうか日本の皆さまも頑張ってください。SGI(創価学会インタナショナル)の派遣団の来訪を、心からお待ちしています」とのメッセージが寄せられている。あらためて紹介させていただきたい。(拍手)
 さらに、本日はアメリカの友とともにアジアの代表メンバーが多数、参加されている。″本当に、ようこそ″と歓迎申し上げたい。(拍手)
3  前回の沖縄訪問(一九八八年)から三年。この間、沖縄の皆さまは、広宣流布のあらゆる法戦において、「連戦連勝」「全戦全勝」の見事な歴史を刻んでこられた。それは、地域・社会に広く深く根を張りながらの、大いなる模範の前進であった。
 沖縄は、社会的には、「ベトナム戦争の軌跡展」や「沖縄戦の絵」展、「平和への行動展」等の展示活動を全県下で展開され、各界から高い評価と反響を呼んでいる。
 これまでの多彩な平和活動とあわせ、今や沖縄創価学会は、完壁なる″一大平和勢力″を築き上げたと、私は皆さまとともに、高らかに申し上げておきたい。(拍手)
 また、「聖教新聞」の啓蒙も、地域の人々に大きな共感の輪を広げており、一月には、全国でもっとも目覚ましい推進をされている。(拍手)
 さらに、県下に五つの新会館が誕生している。泡瀬会館、名護平和会館、沖縄平和記念館、中頭文化会館、那覇東文化会館である。本年三月には、久米島会館も落成する予定となっている。
 このように「全戦全勝」の沖縄は、まさに創立七十周年への″トップランナー″として、日本そして世界の同志に、大いなる「勇気」と「希望」を与えてくださっているのである。これも、ひとえに、皆さま方の健気なる祈り、誠実の行動、そして、うるわしい団結のたまものであり、その尊き活躍の姿を、私は心からたたえたい。(拍手)

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