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日蓮大聖人・池田大作

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江東、墨田、杉並三区合同記念幹部会 大勇の信心で広宣流布を

1990.12.24 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

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1  創立六十周年、この一年の足跡
 この一年、江東、墨田、杉並の皆さまは、見事に戦ってこられた。本当にご苦労さま―(拍手)
 とともに本日は、荒川(東京)、東北、中部、石川、友舞会、方面文化局長の方々、さらに海外七カ国の代表も参加されている。全国の、また全世界の皆さまの、一年間のご活躍に対して、心から感謝申し上げたい。皆さまの力で、団結で、「創立六十周年」を最高に荘厳することができた。日蓮大聖人も、どれほどお喜びであろうか。(拍手)
2  私も私の立場で戦った。本年の各種会合でのスピーチは、「聖教新聞」に別項掲載のものだけで、今回を含め八十回となる。また各界の要人、識者との会見は、三十一ヶ国九十四人、百十二回。そのほか各地で出席した「創価同窓の集い」は十四回、十八方面となった。
 さらに、一年間に記した揮豪は、約四千枚。いただいた手紙は、海外も含め数十万通にのぼる。読むだけでもたいへんであるが(笑い)、皆さまの様子がくわしく、よくわかる。
 また、海外からはさまざまな顕彰をお受けした。
 そのまま紹介すると、アルゼンチン・ブエノスアイレス大学名誉博士号、アルゼンチン「大十字五月勲章」、メキショ・グアナファト大学最高名誉博士号、ブラジル「南十字国家勲章」、中国・北京大学「教育貢献賞」、中日友好協会「平和の使者」の称号、ケニア口承文学協会名誉会長の称号、「トルコ・日本友好百周年記念金褒章」。
 さらに中国・武漢人民放送局「日本語放送貢献賞」、ブラジル・サンパウロ美術館「最高名誉評議会員証」、イギリス・オックスフォード大学ボドリーアン図書館「日本館友会名誉館友」の称号、武漢大学名誉教授の称号、インド「ラルバドール・シャストリ記念ICDO(国際文化開発協会)国際賞」、インド「一九九〇年ラグヴィラ賞」と、その数は十四にのぼる。(拍手)
 もとより、これらはすべて、皆さまを代表してお受けしたものである。私自身は世間的栄誉ど、微塵も必要ない。ただ私への顕彰は、そのまま皆さま方お一人お一人への顕彰である。また皆さまが喜んでくださるし、広宣流布という「正法宣揚」の一つの証ともなる。
 さらに、これら一切が、生々世々にわたる、皆さま方の幸福と繁栄の姿をも象徴していると、私は信じる。(拍手)
 また著書は、『友光抄』『春秋抄』『「生命の世紀」への探求』(=アメリカのポーリング博士との対談)、『敦煌の光彩』(=中国の常書鴻敦煌研究院名誉院長との対談)、小学生向けの創作『平和の清き河――ぼくたちのピース・リバー』、中学・高校生向けの小説『革命の若き空』などを刊行。
 このほか、月刊誌『第三文明』に連載されていた「太陽と大地 開拓の曲――ブラジル移住八十年の庶民史」(=ブラジル移住の先駆者・児玉良一氏との対談)、同じく『潮』に連載されていた「平和への流転 人類の光」(=アメリカのノーマン・カズンズ教授との対談)も、近く発刊される運びとなっている。(=それぞれ『太陽と大地 開拓の曲』第三文明社、『世界市民の対話』毎日新聞社として発刊)
 また海外訪問も四回(=アメリカ、中国、ソ連、韓国)、行った。
 ともあれ私も、この一年を健康で、存分に戦いきることができた。明年は、本年の何倍も働く決心である。広宣流布のため、大切な皆さま方のために、道を開いていくつもりである。(拍手)
3  さて、日蓮大聖人の門下に秋元太郎兵衛尉という、下総(現在の千葉県北部および茨城県の一部。秋元殿は千葉の印藩郡に住んだ)の人がいた。富木殿の親族ともいわれ、曾谷殿や大田殿らとともに、一丸となって活躍していた。
 大聖人は、富木殿はじめ一同に、互いによく連携をとり、集い合い、語り合いながら、仲良く前進していくよう励ましておられる。
 学会も座談会をはじめ、つねに連携をとり、集い合い、協議し、励まし合って進んでいる。この事実ひとつとっても、大聖人の仰せどおりの活動のリズムになっていることを確信し、誇りとしていただきたい。(拍手)
 なお千葉といえば、本年、千葉の同志の前進はすばらしかった。立派に金字塔を打ち立てられた。この席をお借りして、皆さまの健闘をたたえたい。(拍手)

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