Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第12回「SGIの日」記念代表者会議 ″幸の宮殿″を開くために

1987.1.26 スピーチ(1986.11〜)(池田大作全集第68巻)

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1  世界の先駆者を心から称賛
 本日で『SGIの日』は十二回目を迎えた。グアム島での第一回の会議の模様を、私は決して忘れることはできない。
 一閻浮提いちえんぶだい総与の大御本尊の御もとに、一閻浮提広宣流布への原点ともなった歴史的なこの日は、年月がたてばたつほど、光彩を放っていくと私は確信したい。
 この日、日達上人に御臨席いただいたことは、私のこのうえない喜びであった。
 また、この日集われた妙法の戦士のお一人お一人のお名前は、SGIの本部に永久に保存されている。けさも私は、その方々のご多幸とご長寿を祈念させていただいた。
2  現在もそうであるが、これまで日本の国を離れ、各国で草創期に活躍してこられた方々は、言語、風俗、宗教、慣習も違う厳しい環境の中でそれぞれの国の広宣流布の土台を築いてくださった。私は、その尊い方々に深く感謝申し上げたい。いな大御本尊の功徳は絶大であり、その方々の上にさん然と輝いていくことと確信する。
 ともあれ、その功績は、どれほど広大であるかを私は一日たりとも忘れたことはないし、全魂をかたむけ守ってもさしあげたい。
 きょうの朝もまた、大変なご苦労の中で広宣流布のために戦っておられる各国の方々に題目を送らせていただいた。
3  また、すでに五年前に亡くなられたが、フランスの広宣流布の先駆を切って戦われたウストン=ブラウンさんという一婦人がいた。彼女は南仏のサント・ビクトワール山に抱かれ、娘さんと一緒に永眠されている。
 私は彼女が亡くなった時、その功労をたたえて後世に伝え、また墓前に一詩を捧げたいと決心した。本日を記念し、その詩をつくり上げたので、つたないものではあるが、贈らせていただいた。

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