Nichiren・Ikeda
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昭和三十一年(二月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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1 二月一日(水) 曇
生命の内奥──生命の一念のみに、真実の『宮殿』ありと大聖人は説かれる。永遠不変の大生命哲学なり。唯心・唯物思想を止揚しゆく、二十一世紀の大思想。
″蔵の財より身の財、身の財より心の財第一なり″──此の原理の実践と証明のための一生を。
六時より、本部。教授会。先生の深遠なる哲理の大講義に感歎あるのみ。
F君、K君と、大阪闘争の打ち合わせ。深刻なる会議‥‥。わが心知らず。二万数千世帯で約十倍の、大闘争である。意味がわからぬらしい。
2 二月二日(木) 晴
日記を誌すのが嫌になる。
3 二月七日(火) 晴
何か、書きたい時、何も書きたくない時、凡人は、いろいろだ。
急流に流されゆく時、激流にたちむかいゆく時、青年は、いろいろだ。
孤独が好きな時、皆と語るのが楽しい時、人生は、いろいろだ。
如来寿量品第十六
堕於悪道中 我常知衆生 行道不行道
随応所可度 為説種種法 毎自作是念
以何令衆生 得入無上道 速成就仏身
淋しい一日。