Nichiren・Ikeda
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昭和二十八年(十一月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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1 十一月四日(水) 晴
心身共に、不調
人生の終幕の如き、悲しき思い有り。
人生の旅路、二十五星霜。倒れてたまるか。
先生のお身体の具合、次第に悪化の様子。
先生、頑張って下さい。私も、断固、頑張ります。
文京支部、着実に前進あり。何と、善良な人々の多き支部よ、吾れは福運あるなり。
豊島の講義の帰り、支部長宅に寄る。何昨も、明るく出迎えてくれる一家に、心で謝す。種々、今後の打ち合わせを、支部長と練る。未来、福運が、山ほど積まれる一家たれ。
2 十一月十日(火) 曇
初冬。
薪炭が、必要の候となる。
杉並第五小学校にK氏を訪う。
先生の事にて。
―――市ヶ谷まで、共に帰る。聡明な先輩である。
夕刻、鶴見市場の講義。「立正安国論」第四段終了。
九時三十分より、十一時まで、質問会をS宅で続行。もっと、文京の幹部の如くなって貰いたいと思う。
『皇女和の宮』を読む。
就寝、一時少々前。