随喜功徳品4ずいきくどくほん
法華経随喜功徳品第十八のこと。法華経本門流通分の中、弘経の功徳を明かして流通を勧める段であり、如来の滅後に衆生が法華経を聞いて随喜し、他の衆生へ伝え、その衆生がまた他の衆生へと伝える。第50番目に伝え聞いた衆生の功徳無量無辺で測り知れない(五十展転随喜、または功徳という)。したがって最初に随喜した衆生の功特は更に大きく測り知ることができないとして一念随喜初随喜)を説いている。